新しいアレンジの到着

私には高校時代から、一緒に曲作りをしているＹＡＭＡＮＥという友人がいる。ホームページの試聴コーナーにアップしている『ニートブレイク』、『再出発』は彼がアレンジしてくれた楽曲だ。
音楽活動を再開させた、この三年間、私が作った曲はすべて、彼にデモを渡し、アレンジをお願いしてきた。しかし、この間に彼は結婚をし、東京に転勤になり、かなりの多忙を極めていたようだ。待っても待っても、上記を含む３曲以外、まったく出来上がらなかった。

そんな彼から、やっと５曲の新しいアレンジが届いた。どれだけこの時を待ったことか…
最初にその音源を聴いた時はぶっとんだ。今までに聴いたことのないタイプの音楽なのだ！！自分が作った楽曲のはずなのに、まったく違う曲に聴こえた。これをどう歌えばいいのか…戸惑った。しかし、何回も聴きこむ内に、リズムの取り方、メロディーの取り方が掴めてきた。そして、驚いた…とてつもなく原曲に緻密に構成してあるのだ。むしろ、原曲を遥かに超えている…ラップ部分は超高速だ。
歌いこなせるようになると、もう自分は弾き語りをする必要がないとさえ思えてきた。１０月２日のハポンライブで、この内の何曲かを披露するつもりだ。

そして、冬のボーナスが出たら、それを軍資金にアルバムを製作する予定だ。大きな一歩を踏み出す時がきた。

０８いきいき今池 お祭りウィーク

アメリカに端を発した経済不況がじわじわと我が国にも押し寄せる中、昨日（９/２０）、今池で開催中の『今池まつり』に行ってきた。

名古屋のディープスポット´今池｀。この街で２日間に渡って開催される『今池まつり』。街の一角が歩行者天国になり、１００店以上の露天が賑わいを引き立たせていた。街の至る所でマジシャンや大道芸人が芸を披露していた。
そして、３つのステージでライブが開催されていた。どのステージも音響が素晴らしく、街中でじっくり音楽を楽しむことができた。しかも、無料！！

この日見た、ライブレポートを簡単に綴ろう。

１３:００
『いのうえまい』

普段、小学校の先生をやってる´いのうえまい｀。この日、トップバッターだったにも関わらず、教壇に立つような堂々とした振る舞いで気持ちのよい歌を聴かせてくれた。街の喧騒の中に、透き通る壮大な歌が高らかに鳴り響いた。


１４:００
『ｎｏｂｏｄｙ ｋｎｏｗｓ＋』

全国区でも有名なメジャーヒップホップグループの彼ら。出身が今池ということで、最高のテンションで参上した。お客さんもノリノリだ。これがプロの実力か…さすがだ。


１４:３５
『あたふた』

ご存知、ＴＯＫＵＺＯ店員のまるちゃんのユニット。途中からパラパラと雨が降り出したが、雨をも笑い飛ばす彼らの歌にすぐに雨もやんだ。真っ昼間の街中にすっとんきょうな歌がこだました！


１５:１５
『ミラーボールズ』

一見、日中が最も似合わなそうな、サイケな２人組だが、太陽の下で聴く彼らも独特な空気感を醸し出し面白かった。ピリピリとした緊張感で一気に聴かせてくれた。和気あいあいとした街の一角が狂喜へと変貌するような感覚を覚えた。
ライブ終了後に、１０月２日のハポンライブ（ミラーボールズとＨＡＤＡがハポンで対決！他の出演者もかなり強力！！）のビラを配った。すると、向こうからビラを受け取ってくれる人までいた。


１６:００
『Ｕｐ Ｒａｈ-Ｍ』

以前、ハポンで共演した堀内学が在籍するスリーピースバンド´Ｕｐ　Ｒａｈ-Ｍ｀！
洗練されたステージでじっくりいい歌を聴かせてくれた。太陽の下が似合うバンド！！


１６:３０
『愛工大名電ブラスバンド』

ブラスバンドの生の演奏を目の前で聴いた。こんなにいい音がする楽器だとは思わなかった。思わず、最初から最後まで聴き入ってしまった。きっと、彼らの演奏が純粋でうまいのだろう。


１７:４０
『竹内電気』

最近、ラジオで頻繁に掛かってる´竹内電気｀。タワレコでも大々的に宣伝され、かなり売れてるようだ。
どんなヤツらかとチラッと拝見させてもらった…確かに、ウマい…ある意味、納得。


１８:２０
『ＧＵＩＲＯ』


名古屋の真の誇り´ＧＵＩＲＯ｀！！高倉さんの歌いっぷりがカッコよすぎ。そろそろ、新曲聴かせて下さい！


１９:０５
『ツクモク』

メンバーの角田健太は今だ南米から帰っておらず、角田不在のステージとなった。まったく別のバンドを見ているようだ。フルートも加わり、音の響きが心地よい。今のツクモクに角田の入る余地はあるのか！？




久しぶりのお祭りだった。秋の夜、人混みをかき分け、１人家路に帰った。