カッコいい音楽を演ってれば女にモテるはずなんだ…2月14日バレンタインデー、俺が演ってきた音楽がカッコいいのか悪いのかジャッジされる日がきた。
2010/2/14
朝早く、目が覚めた。前日からそわそわしながら、何度も携帯をチェックしていた。誰かからのラブコールが来るのをひたすら待ちわびながら。
刻々と過ぎる時間の中、自分の楽観的な自信は不安へと変わっていった。誰からもメールはこない。
昼近く、家を出た。家でじっとしていてもらちがあかない。奇跡のお誘いメールが来た時、すぐにチョコを取りに行けるように名古屋市内で待機することにした。
ダメだ…誰もうんともすんとも言ってこない。なぜだ…
この日、三時半から、今池の「ハックフィンファクトリー」でカオリ君主催のイベントがあるということで向かった。店内に入るとオシャレ系な人ばかりで、自分は申し訳なさそうにカウンターに1人座りビールを飲みながら、フライヤーを読むふりをしていた。そして、こまめに携帯をチェックしていた。
1人目の演奏者が登場した。Love will~なんとかという若い男の子で、憎ったらしいぐらいにカッコいい。そして、音もカッコいい。おまけにMCまでちゃんとしてる。
続いて、名古屋の若手筆頭株トゥラリカのアコースティックセット。思いっきり弾けてる。
続いて、名古屋の歌姫「YoK」。彼女のライブを見るのはこれで五回目。ブログもこまめにチェックしている。それなのに、まだ一度もお話ししたことがない。この日も結局、一度も話しかけれなかった。
続いて登場した「Ieごはん」という男女2人組みに完全にやられた。思いっきりユルい。そして、癒される。まだ、しっかりと活動を開始していないようで、今後の活動が期待される。
続いて、「山内幸次郎」。歌がパワフル。
この時点で完全に酔っ払っていた。会場内にはたくさんの男女がいて、俺は学生時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥っていた。異性を気にしながら、同じ空間を共有している喜びに震えていた。
続いて、「asuna(from 東京)」登場。音がヤバい。エッジかかりまくり。
続いて、「小鳥美術館」!飼育係が最近色っぽい。この日も素晴らしかった。会場の雰囲気をものともせず、自分達の世界観を出していた。
続いて、紙谷さんと土屋さん(6eyes)。このパフォーマンスがかなりぶっとんでたので、演奏後、紙谷さんに「一緒にやってた人、何者?」と聞いて、この時初めて、その人があの6eyesの土屋さんだと知った。6eyesの音源は当然聴いたことあるし、各方面からの絶賛は聞いていた。ただライブを見たことはなかった。この日、各出演者の入れ替えの間にその土屋さんが漫談を披露し、ショーが進行していた。その時から並々ならぬ存在感は感じていた。ストッパーが外れた弾けっぷりとでもいうか。俺もああゆうふうにならなきゃダメなんだ。
続いて、「ジョンのサン」。asuna君参加でメンバー総出演。お酒を飲みながら見るジョンのサンは格別だった。
続いて、DJとダンサーの人がパフォーマンスを始めると、そこに土屋さんが乱入し、怒涛のダンスを繰り広げた。しかも、ノンストップ。あまりに面白すぎて文章では表現できない。
続いて、最後の大トリ「Love of Everything」(from シカゴ)が登場!なんと、あの「Joan of Arc」のメンバーのユニット。Joan of Arcは大ファンでCDはほとんど持ってる。そんな世界的カリスマバンドのメンバーの演奏を目の前で見れるとは夢にも思わなかった。
イベントも終わり、1人家路についた。
結局、チョコは誰からも貰えなかった。自分の殻を破って、もっと積極的にならなきゃダメなんだな。きっと。
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