6月3日(金)、念願の東京高円寺にあるUFO CLUBに出演してきた。二十歳の頃、この近くに1年近く住んでいたのだが、その頃からあこがれのハコだった。この日対バンしたバンドも皆面白かった。ただ、この日自分はお客さんを一人も呼べなかった。他のバンドさんが苦労して呼んだお客さん達の前で演奏させてもらったわけだが、やはり気が引けた。せっかく誘ってくれたUFO CLUBにも申し訳ない気持ちで一杯であった。そんな、悔しい思いを引きずりながら東京を後にした。
東名高速から東京インターに入り、しばらく走ってからメールが届いた。ムーンフェイスボーイズこと竹下さんからだった。竹下さんとはジョセフアルフポルカ企画(5/22)のブラジルコーヒーで対バンし、その時連絡先を交換していた。内容は「翌日(6/4)、お寺でライブするが2曲ほど一緒にやらないか?」という内容だった。
神奈川県の海老名インターに車を停め悩んだ・・・6/4、名古屋ではTHISIS(NOT)MAGAZINEの武部君のイベントがあった。そこには最近密かに好意を寄せてる女の子がお客さんとして来るかもしれなかった。何が何でもそこに行ってその子とお話がしたかった。その子と直接話して、自分をアピールしたかった。要は口説きたかった。恋を取るか、キャリアを取るか、人生の分岐点になるであろう決断を迫られたわけだ。
ムーンフェイスボーイズがそんなに人気があるとはその時知らなかったし、お寺でのライブといってもすごく少規模なものだと考えていた。(実際はすごく大規模なイベントだった!)東京で今後もライブしていくには、例え一人のお客さんの前でも演奏させてもらえる機会を逃すわけにはいかなかった。
海老名インターの駐車場で一泊し、翌朝高速を降り、再び東京に向かった。
吉祥寺近郊に住むムーンフェイスボーイズのマンションに11時頃着いた。まず、近所にある油そばの名店に案内してくれた。美味しかった。そして、彼の部屋で演奏する曲を練習した。HADAの曲「のんき野郎」と「ROCKMEN」を彼のエレキギターに合わせ、ラップすることにした。ムーンフェイスボーイズはエフェクトとループを駆使し最高のアレンジで弾いてみせてくれた。自分の曲でないぐらいカッコよく聞こえた。
時間に余裕があったので、ムーンフェイスボーイズに頼み、フライヤーを置かせてもらえるお店に案内してもらった。7/6、高円寺「円盤」でのライブが決まっており少しでも宣伝したかった。吉祥寺のディスクユニオンに案内してもらったのだが、ここでこの日一発目の奇跡が起きた。なんと前日UFO CLUBで対バンした墓場戯太郎オーケストラの人達が働いていたのだ。オーケストラと言っても3人メンバーで、そのうちの2人がそこにいた。ライブ会場ではお互い敵対視してほとんど話さなかったのに、その時初めて「あーっ!!」ってなった。世界の狭さを実感した。そして、中央線から電車を乗り継ぎ、神谷町にある「光明寺」に4時に到着した。東京タワーの近くにあるそのお寺はすごく立派だった。この日のイベント「誰そ彼」は今回で21回目を向かえるすごいイベントだった。
まるで夢の中にいるような最高な時間だった。
詳しくは「誰そ彼」のスタッフブログ参照↓↓
http://www.komyo.net/teratowa/
この日、意気投合したアベミキというヒューマンビートボックスと帰りに軽くセッションした映像↓↓
○ HADA×アベミキ 東京神谷町路上(6/4)
撮影:ムーンフェイスボーイズ
《ライブ告知》
6月30日(木)京都わからん屋
6:30/7:30 [井上光明/HADA]
前売\1000/当日\1200
7月6日(水)高円寺「円盤」
19:00~/\1500
[HADA/FREAKOUT FAN CLUB/2コ(エーツー)]
※この日、HADAの自主映画上映もあります!
7月28日(木)KDハポン
18:30/19:00 ¥1500
ハッポンだぁ vol.2 [コトナ/bravoo from BB9/太陽&ASIA/HADA]
8月14日(日)高円寺「無力無善寺」
※「我々」企画
8月23日(火)名古屋「TOKUZO」
出演[ ログメン/HADA 他]
9月11日(日)金山ブラジルコーヒー
出演[ シャムキャッツ/昆虫キッズ/THE Pyramid/HADA ]
10月1日(土)四日市BAR EAST
※ノビロック
ご予約↓
hadanobody@yahoo.co.jp
*ご予約特典*
ご予約頂いた方にはHADAの秘蔵レアCDコレクションから厳選したリミックスCDを差し上げます。
[リミックスCD曲目]
アーティスト名/曲名
1.PaPa M /Arundel
2.Gorky’s Zygotic Mynci /Face Like Summer
3.Judee Sill /The Good Ship Omega
4.Will Oldham /Three Photographs
5.Will Oldham /Always Bathing in the Evening
6.Plush /Virginia
7.Arab Strap /Why Can’t This Be Love
8.Ida /O Caroline
9.The Mendoza Line /A Damn Good Disguise
10.Eric Andersen /Blue River
11.David Grubbs /Wave Generatort
12.Craig Fuller&Eric Kaz
13.Will Oldham /Jump in Jump in,Come in Come in
すでに差し上げた方には、第2段のリミックスCDも用意してます。
《活動報告》
素晴らしいライブイベントが続いてます。ご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。競演者の皆様、お疲れ様でした。素晴らしいイベントに誘ってくれたジョセフアルフポルカのてんしん君、6eyesの土屋さん、男祭り主催の渓さん、UFO CLUBの武井さん、ムーンフェイスボーイズこと竹下さん、本当にありがとうございました。
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