忍者ブログ
草の根活動日記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

半年前から、月に2~3回、歌唱教室に通っている。1回のレッスン料が5500円。少ない給料から絞り出して自己投資してきた。歌唱教室に通おうと思った動機は、あまりに多くの人が、私の歌が音痴だと失笑するので、音痴矯正してもらおうと思ったからだ。ちなみに自分では音痴だという自覚がなかった。レッスン開始から2ヶ月程でだいたいの音が聴き取れるようになってきた。レッスンの模様を毎回録音させてもらい、家でそれを何回も聴いて特訓したのだ。先生も私の上達にはかなりビビっていた。
3ヶ月目以降は自分のオリジナル曲の歌唱指導を先生にお願いした。それまで一度もちゃんとした音楽の勉強をしたことのない自分にとって、曲作りはすべて己の感覚に任せていた。ギターを弾いて、コードを繋げていって、それに鼻歌を乗せ、何度も何度も歌って、『これでいいのかなぁ』というメロディーラインを模索していた。しかし、プロの先生の手にかかれば、一瞬でコードにあった、私がこう歌いたいであろうメロディーラインをピアノで弾いてみせてくれた。『くもりのち晴れ、時々雨』という曲を一番最初にお願いしたのだが、この曲は十年以上に渡り試行錯誤を繰り返してきた曲だけあって、一瞬で正しいメロディーラインを目の前に提示された時は愕然とした。
昨夜も仕事帰りに歌唱教室に行ってきた。HPの試聴コーナーにもアップしている『ニートブレイク』という曲のレッスンをお願いした。この曲は一年前に作り、一度は自分の中でボツにした作品なのだが、東京のYAMANEがアレンジして音源を送ってくれたので、もう一度歌うことにした曲だ。詞がかなり貧乏臭いので、人に聴かすのが正直恥ずかしい曲でもある。特に先生に聴いてもらうのはかなり恥ずかしかった。変な誤解をされるんじゃないかという恐れもあった。
『金がねぇ、今月も
貯金なんてマイナス遥か
愛もねぇ、女もいねぇ
明日なんて見えるわけねぇ』

こんな感じで始まる歌なのだが、『貯金なんてマイナス遥か』という表現が、私に借金があるんじゃないかと勘違いされそうで怖かった。あと、『愛もねぇ、女もいねぇ』という表現が、´どれだけ女に飢えてんだよ`と思われそうで怖かった。
しかし、さすが先生だ。1時間の講習で完全に歌メロをつかみ、楽譜にまでおこしてくれた。私のクセを見抜き、音を外しやすい箇所をいくつかご指摘頂いた。
たったの1時間で、自分の曲が見違えるように完成されていくからすごい。正直、5500円は安すぎる投資だ。歌唱教室に通うなんて、ロックの道に反すると非難されそうだが、自分をより高い次元に高める為には、いい先生につくことも大事だと思う。今、世の中で成功してるヤツの大半は、小さい頃から質の高い教育を受けてきたヤツらだ。そういうヤツらに勝つには、自分の稼いだ金で、自分に投資するしかない。これが新しいロックスタイルだ。
PR
この記事にコメントする
お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
- HOME -
Powered by  忍者ブログ | [PR]
リンク
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新CM
最新TB
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析