本日、鶴舞公園にて「つぶろっく」という小規模な野外フェスが行われ、私も出演させてもらってきた。去年まで、この場所で「鶴舞ロックフェスティバル」というイベントが大々的に開催されていたのだが、主催者モモジ氏の意向により、今年は「つぶろっく」と名前を変え、小規模での開催となった。
はっきり言って、私自身、この「つぶろっく」には並々ならぬ戦意を燃やしていた。去年初めて「鶴舞ロックフェスティバル」を見た時から、この場所に立つのは夢だった。自然と練習にも熱が入った。特にゴールデンウイークに入ってからは毎日ひたすらギターを弾いて歌っていた。新しいラップリリックも完成した。メッセージ性の強い新曲も完成した。物凄く、ポジティブなキャッチーな新曲もできたのだが、今回、その曲はあえて止めることにした。全曲、トゲのある歌で攻めることにした。平和な公園の一角にリアルなメッセージソングをぶちかましてやろうと思った。
昨夜は興奮して、深夜3時頃まで寝付けなかった。それなのに、今朝は早朝6時に目が覚めた。あいにく雨が降っていた。しかし、雨が降ろうが矢が降ろうが関係ねぇ…そんな気分だった。かえって、雨が降っていることでテンションが上がった。この日は会場で酒を呑むつもりだったので、電車で出掛けた。
私はこの日、二番目に出演した。ギター1本で計4曲、小雨降る鶴舞公園の奏楽堂の上で全力で歌った。聴いてくれた人達にちゃんと届けられたかはわからない。あれが今の私のすべてだ。
他の出演者も皆、一癖も二癖もある人達ばかり。DJは松本亀吉氏。お客さんもなぜかたくさんいた。あの空間は一体なんだったのだろう…まだ実感がつかめない。
PR
どうして私の音楽が世間に受け入れられないかを真剣に考えようじゃないか。CDが売れない、売れない…って…私の音楽性にも問題があるはずだ。もちろん、CDが売れない一番の理由は私が無名であること。それにつきるとは思う。そう願っている。いや、そうであってほしいよ…本当に。
作品自体には絶対的な自信があるんだ。とりあえず、私が世間に受け入れられない理由を考えてみようじゃないか。
まず第一に考えられる点として、詞の内容がネガティブすぎる…これはあるんじゃないか?。女のケツばっか追いかけてるどうしようもない男…そんなイメージを持たれても仕方のない内容の作品に仕上がってしまっている。歌詞カードには「すべてフィクションです」なんて言い訳めいたことを書いておいたが、実際にはほとんどの部分、真っ正面から自分と向き合って紡ぎ出した作品である。(フィクション箇所もあり)実際に私自身がろくでもない男だというのは本当のところだ…ろくな人生を歩んでこなかった…もちろん、精一杯歩んではきた…そんな人間がなんとか現状から抜け出そうともがき苦しんでるのがこの作品だ。
次に考えられる点として、私の歌唱力のお粗末さ…これはデカいような気がするけどどうだろう?。これでも一年以上、歌唱教室に通い(現在も継続中)腕のいい先生の元でみっちり教えてもらった。自分の稼いだ金で自分に投資したって点では、小さい頃から英才教育受けてる奴よりロックしてるでしょ?
次に考えられる点…ラブソングが少ない。これは現代において致命的ではないか?。人々の多くは、生活の中心に恋愛があるばず。そんな恋愛をしている人達の教科書になるような曲を提供しなければいけないのに、私自身に恋愛経験が少なすぎる。ろくな恋愛をしてこなかったのは致命的だ。ま、したくてもできなかったんだけど…
ああ、酔っ払ってしまった。新しい曲作ろ。
PS CDジャーナル5月号のP213に「Direct」のレビューを掲載してくれてます。そのレビュー内に「ゲスト・ヴォーカルに女性を入れたのはコントラストをはっきりさせたかったからか」とありますが、まさにその通りです!!
一点、補足ですが、私は現在、名古屋を拠点に活動中です。
- HOME -