ラブソング「ビーナス」誕生

今、僕は恋をしている。生まれて初めてと言っていいぐらいの激しい恋だ。その証拠に、このブログの主語が¨私¨から¨僕¨に切り替わった。すごく優しい人に恋をしたおかげで、今、僕の心はすごく平穏なんだ。長い人生の中でやっと安らぎを見つけたって感じだ。
まだ、デートすらしてもらえていないし、求愛真っ只中なんだけど、極めて冷静にその恋に立ち向かっている。若い頃のように恋に翻弄されることはないだろう。今の自分はそこまで不器用じゃない。恋愛は焦っちゃダメなんだ。


このブログはアーティストＨＡＤＡとしての活動日記であり、逐一、恋愛報告をするつもりはない。

今回、恋愛の計り知れないパワーから、自分至上最高の名曲が誕生したので、その過程を記録したくペンを取った。



2009年１０月１７日

大阪、ムジカジャポニカにて双葉双一のオープニングアクトを努めた。ライブ終了後、双葉双一のファンの子達と楽しくお話しをさせてもらった。カワイイ子ばかりで「自分には高嶺の花さ」と必死で自分に言い聞かせるしかなかった。


2009年１０月１８日

京都、下鴨ユーゲにて、この日も双葉双一のオープニングアクトを努めさせてもらった。
この日、前日のムジカジャポニカにも来てくれていた双葉双一のファンの子の１人と仲良くなり、成り行きで帰りを送らせてもらえることになった。「自分など絶対、相手にしてもらえないだろう」と思っていた子だ。
震える心を抑え、その子を僕の車で大阪まで送り届けた。
次の日、僕は朝から仕事だったので、高速をかっ飛ばし一睡もせず愛知に帰った。途中、死にそうなほどの眠気が襲ってきたが、素敵な人と巡り会えたという喜びのが大きかった。


2009年１０月３０日

その人への想いは日増しにつのり、とうとうラブソングが誕生した。

曲のタイトルは「ビーナス」。以前作ってボツにした曲の歌詞をすべて書き直した。その人への想いを言葉に変えて。


人生の中で、一曲、飛びきりの名曲を作れたらと思っていたが、とうとう…そんな曲が完成してしまったよ。





と、ここまで書いた所でその人からのメールが届いた。


…………（涙）


どうやら、私はその人のことを諦めた方がよさそうだ…と、言うより、諦めてほしいという旨の内容が書かれている…


その人には唯一、大切に想う人がいるとのことだ…



へっ…へへ…


またふられちまった…


毎度のことで慣れてるけどね…


いや、今回に関しては結婚まで想定してしまったかな…へへ



涙と引き換えに、「ビーナス」って曲が残った。