ふぅ…自分のイベントも無事終わり、今、すごくホッとしてる。長い緊張感から解き放たれた、この満足感…最高だ。色々、反省点もあったが、まぁ、深いことは気にせず、今は達成感に酔いしれよう…ビールが最高にうまい…もう、ビラ配りに出掛けなくていいんだ…
この一週間、友達のライブが立て続けにあったので見に行ってきた。簡単に超個人的見解のライブレポートを綴ろう。
7月25日 KD・JAPON【俺ロックフェスティバル】
『神谷俊明(ジョンのサン)』
ジョンのサンのベーシスト、神谷君がこの日はソロでステージに立った。ジョンのサンのメンバーは皆、それぞれが独特の世界観を持っている。中でも神谷君は謎だらけの人物だ。想像できないが、神谷君は普段は会社員らしい。前の日の私のイベントにも、この日の『俺ロックフェスティバル』にも仕事帰りに駆け付けたようだ。
彼の書く曲は完成度がずば抜けて高い。難解なコードをさりげなく使いこなしている。実験的精神を持ちつつ、押さえるとこはしっかり押さえ、質の高いポップソングに昇華している。日本語詞のはめ方が非常にうまい。そして、素朴な歌い方にとてつもない味がある。
この日の彼の演奏も凄まじかった。この日、彼はエレキギターで弾き語りをしてみせた。中でも『空腹のロジック』が凄かった。空中にテルミンを配備し、『ブゥーン~』というノイズ音の中に、アナログっぽいリズムボックスを鳴らし、そこに難解なコード進行のこの曲を演奏してみせた。
今、名古屋で最も恐ろしい男だ。
『大畑美季』
ハポンでバイトもしてる大畑さん。彼女とはひょんなとこでばったり会ったりする。
この前、某イオンショッピングセンターの正面玄関前にうんこ座りし、缶ビールを呑んでる女がいた。よく見たら彼女だった。
普段はアバズレ系キャラを演じてる彼女だが、歌い出すとナイーブ系キャラに変身する。素はすごく繊細な人のようだ。シンプルなスリーコードでいい曲を書く。あなどれない。
7月26日 URAフェス(岐阜の山奥、なんや)
『THE FLASH』
この日、彼らTHE FLASHが岐阜の山奥にある『なんや』というゲストハウスで音楽フェスティバルを開催するということで仕事帰りに向かった。一枚の地図を頼りに、岐阜の田舎道を1人、車で走っていると道に迷ってしまった。日も沈み、あたりは真っ暗だ。ローソンに立ち寄って道を訪ねた。すると、そこの兄ちゃんが物凄く丁寧に道を教えてくれた。そして、どんどん山奥に入っていった。街灯も何もない完全な山林を走っていると、本当にこの道でいいのか心配になってきた。所々に『なんや』という看板が掛けてあったので、なんとか駐車スペースまで辿り着いた。しかし、そこは街灯一つない完全な暗闇だ。ここから、徒歩で山道を歩いていくことにした。しかし、ここで足を踏み外し、2メートル程下の崖に転落してしまった。死ぬかと思った。スネを岩に強打し、流血した。必死の思いで崖を這い上がり、会場を探した。そして、やっとバンド演奏の音が聴こえ、暗闇の中に灯りが見えてきた。
会場に着くとTHE FLASHの面々が温かく迎えてくれた。携帯の電波も届かない、完全に世間から隔離されたこの空間にびびった。別世界に来たような感覚に襲われた。浅間山荘みたいな木造の建物があり、そこにヒッピーみたいな人達が大勢集まっていた。ステージは二つあり、川のほとりにある野外ステージでライブを鑑賞した。星空の下で音楽を楽しむのは格別のものがあった。来年こそは自分も出たいなと思った。
7月29日 TOKUZO
『マルコオーレ・カテキン』
以前、ハポンで開催された『未知との遭遇02』で共演した山崎チホの今のアーティスト名がこのマルコオーレ・カテキンらしい。
TOKUZOの店員でもある彼女は、なかなかの技術力で、ギターをかき鳴らし、ほのぼのとした歌を歌う。
数年前に四国から名古屋にやってきた彼女。パチンコ屋の住み込みでお金を貯めて、アパートを借り、TOKUZOで働き始めたらしい。そんな彼女の人柄が歌にも出てる。
『星裕久』
ご存知、ハポンPAの星さん。この日、初めて星さんの音楽を聴いた。さすがだ。最先端の機械で、シガーロスにも通じるエレクトロポップを聴かせてくれた。(星さんはシガーロスを聴いたことないとのこと)しかし、どんな機材で何をいじってるのかさっぱりわからなかった。とにかく、歌いながら、せわしなく手が動き、色んなつまみをいじってるのだ。PAの職人技を見てるようだ。
歌も透明感があり、機械的でかっこいい。日本語詞の使い方も洗練されてる。音源がほしい。
7月31日 KD・JAPON
『ミラーボールズ』
今、名古屋で人気急上昇中の男女デュオ、ミラーボールズ!少し前にTOKUZOで初のワンマンライブを開催したらしいのだが、お客さんが80人も来たらしい。これは凄い数字だ。マスメディアへの露出はほとんどなく、地道なライブ活動だけでこれだけの人気を博すようになったわけだ。
この日のハポンライブも勢いがあった。北脇さんがめちゃくちゃかわいい。いい女とはこうゆう人のことを言うんだろうなと思った。
PS こないだの(7/24)私、HADAのライブ映像をYOUTUBEにアップしました。HPからも見れます。感想待ってま~す。
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HADA present vol.1、無事終了しました。平日のお忙しい中、ご来場頂いた皆様方、共演者の皆様方、ハポンの皆様方、本当にありがとうございました。
今回のイベントに向け、4ヶ月前から壮絶なるビラ配りを展開してまいりました。実に1500枚近いビラを手渡しで配りました。正直、もう一度同じことをやれと言われたら、もうムリです。自分の営業ノウハウと情熱のすべてを今回の宣伝活動に注いだと言っても過言ではありません。
報告します。
ビラを見て会場まで来てくれた人…結果は………見事に…ゼロです…0…
今回、アンケートを配って確認しました(回収率…たったの二枚)ビラを見て来てくれた人など、1人もいませんでした。いったい私は何をしていたのでしょう…
これが現実です。世の中、そんなに甘いものではありませんでした。
7時の開場から7時半の開演までの30分間、息をのんでお客さんが来るのを待ちました。これまでのビラ配りの思い出が走馬灯のように頭を駆け巡りました。しかし、待てど、待てども、ビラを渡したお客さんがやって来る気配なし…。冷や汗が背中をしたたり落ちました。責任の重さから、胃を吐き出しそうになりました。
そんな中、かろうじて、ハポン常連の友達やなんかが数人やって来てくれました。涙が出そうなほどうれしかったです。しかし、主催者としてはもっとお客さんを呼ばなければいけなかったでしょう。まだまだ自分には、イベントを主催できるだけの力量がないことを痛感しました。
共演バンドの『THE FLASH』御一行がかなり多くのお客さんを呼んでくれたので、平日にしては多くのお客さんで会場が埋まりました。本当にありがとうございました。
今回、このイベントを主催して、一番よかったのは、自分の尊敬する人達と一緒の空間を過ごせたということです。一年前に、初めてハポンに足を踏み入れて、たったの一年間でこれだけ素敵な人達と友達になれました。
すべての行動は少しもムダではなく、見てくれてる人はちゃんと見てくれてます。そのことは、今回のイベントではっきりと実感しました。すごくあったかい夜でした。
この日、大阪からやって来た矢野一希と朝まで飲み明かし、今後の展望について語り合いました。語り合えば、語り合うほど、自分達がやってるような音楽は前途多難な道に突き進んでいることに気づきました。それでも、いい音楽を作ることしか、結局ないんだと思います。人の心を捉える音楽は、社会の荒波に揉まれ生まれるのかもしれません。荒波に飲み込まれる前に、なんとか名曲を作ってみせます。
PS 矢野一希ほど音楽にうるさい奴はそうそういないのですが、そんな彼が『ジョンのサン』にはドキモを抜かれてました。やった!
今回のイベントに向け、4ヶ月前から壮絶なるビラ配りを展開してまいりました。実に1500枚近いビラを手渡しで配りました。正直、もう一度同じことをやれと言われたら、もうムリです。自分の営業ノウハウと情熱のすべてを今回の宣伝活動に注いだと言っても過言ではありません。
報告します。
ビラを見て会場まで来てくれた人…結果は………見事に…ゼロです…0…
今回、アンケートを配って確認しました(回収率…たったの二枚)ビラを見て来てくれた人など、1人もいませんでした。いったい私は何をしていたのでしょう…
これが現実です。世の中、そんなに甘いものではありませんでした。
7時の開場から7時半の開演までの30分間、息をのんでお客さんが来るのを待ちました。これまでのビラ配りの思い出が走馬灯のように頭を駆け巡りました。しかし、待てど、待てども、ビラを渡したお客さんがやって来る気配なし…。冷や汗が背中をしたたり落ちました。責任の重さから、胃を吐き出しそうになりました。
そんな中、かろうじて、ハポン常連の友達やなんかが数人やって来てくれました。涙が出そうなほどうれしかったです。しかし、主催者としてはもっとお客さんを呼ばなければいけなかったでしょう。まだまだ自分には、イベントを主催できるだけの力量がないことを痛感しました。
共演バンドの『THE FLASH』御一行がかなり多くのお客さんを呼んでくれたので、平日にしては多くのお客さんで会場が埋まりました。本当にありがとうございました。
今回、このイベントを主催して、一番よかったのは、自分の尊敬する人達と一緒の空間を過ごせたということです。一年前に、初めてハポンに足を踏み入れて、たったの一年間でこれだけ素敵な人達と友達になれました。
すべての行動は少しもムダではなく、見てくれてる人はちゃんと見てくれてます。そのことは、今回のイベントではっきりと実感しました。すごくあったかい夜でした。
この日、大阪からやって来た矢野一希と朝まで飲み明かし、今後の展望について語り合いました。語り合えば、語り合うほど、自分達がやってるような音楽は前途多難な道に突き進んでいることに気づきました。それでも、いい音楽を作ることしか、結局ないんだと思います。人の心を捉える音楽は、社会の荒波に揉まれ生まれるのかもしれません。荒波に飲み込まれる前に、なんとか名曲を作ってみせます。
PS 矢野一希ほど音楽にうるさい奴はそうそういないのですが、そんな彼が『ジョンのサン』にはドキモを抜かれてました。やった!
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