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草の根活動日記
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CDを発売して2週間が過ぎた。何度となく中部地区の各タワーレコードに赴き、在庫状況を確認しているのだが、残念ながらあまり売れていないようだ。非常に厳しい状況である。多くのお店が結構いい場所の試聴機に置いてくれている。手書きの素晴らしいポップ展開をしてくれているお店もある。(当HP、本作品取扱店内に写真掲載)発売直後こそ、夢が叶ったと浮かれていたが、日増しにプレッシャーがのしかかってきている。それまで、すべてがとんとん拍子に進みすぎていたのかもしれない。ここにきて大きな壁にぶち当たってしまった。各メジャーレコード会社がCDを発売するまでに綿密なプロモーションをする理由がわかった。私がやったプロモーション活動と言えば、路上でのビラ配り、WEB上での宣伝、ハポンのトイレ内に貼ってもらったチラシ、ハポン、TOKUZOで配ってもらった中折りチラシ、数回のライブ…それぐらいか…この業界を完全になめていた。

そんな中、昨日ハポンでレコ発ライブを行ってきた。東京から双葉双一、京都から野村麻紀、名古屋勢は立石不在のジョンのサン→The delicates、そして私と古賀さんが出演した。皆、素晴らしい演奏で盛り上げてくれた。そして何よりうれしかったのは、多くのお客さんにご来場頂いたこと。これを励みにここから頑張ろうと決意した夜だった。
次は4月6日(月)、春まっさかりにTOKUZOでライブだ!!



PS  前回の日記の裏付けをしようと2006年のMUSIC MAGAZINE 1月号をバナナレコードで買ってきました。デヴェンドラ・バンハートの「クリップル・クロウ」のレビューを書いていたのは松山晋也氏の間違いでした。失礼しました。ただ、岡村詩野氏の方がこの作品を2005年のベストアルバム10に入れ、フリーフォークについても言及されています。
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音楽マニア必読の雑誌、MUSIC MAGAZINE。私自身の愛読書でもあり、貴重な情報収集源だ。今号でなんと創刊40周年になるらしい。音楽に対する徹底したこだわりが、今の揺るぎない地位を確立した雑誌だ。
そんな権威ある雑誌のライターの中でも、特にロックにうるさい岡村詩野氏が今号4月号でなんと私の作品へのレビューを寄せてくれた。(本誌P196に掲載)小さいスペースでの短い文章ではあったがこみ上げてくるものがあった。
音楽ライターの文章が、時に人の人生を変える。かく言う私も三年前、この岡村詩野氏が誌面で取り上げたデベンドランバンハートの「クリップクロウ」というアルバムを聴いて、音楽活動を再開させた一人だ。(当HPの「影響をうけたアルバム」内参照)山根からデベンドランバンハートという名前だけは聞いていたが、近くのタワレコにはまだ売っていなく、詳細がまったくわからなかった。そんな中、岡村詩野氏のこの作品への熱いレビューを読み、この作品に辿り着くことができたわけだ。そのレビューがなかったら、今も私は音楽をやめたままでいたかもしれない。
そんな敬愛するライター、岡村詩野氏が私のような無名な人間の作品にレビューを書いてくれた。すごいことだ。
10点中、たったの5点という非常に厳しいレビューではあったが、メラメラと燃えてくるものを感じた。
見てる人は見てるんだと改めて実感した。



PS  明後日、3月27日(金)いよいよKD JAPONでのレコ発イベントを開催します。皆様のご来場、心よりお待ちしています。
 

 

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